僕の古巣である、クリプトン・フューチャー・メディア社が開発・販売しているソフト「初音ミク」。異例のヒットを飛ばし連日ネット上のニュースをにぎわせています。なんと、ITmediaニュースアクセスランキングTOP10の内1位を含め3つも初音ミク関連の記事がランクインされています。それほど注目度が高いんですね。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0709/12/news035.html
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0709/28/news066.html
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/15/news008.html
僕がクリプトン社在籍時からこの初音ミクの構想はありましたが、実質僕は何も携わっていません。この大成功を導き出したのは、時代の流れを読み取り的確なマーケティングをした優秀なクリプトンの皆さんの努力の賜物です。本当に素晴らしいと思いますし、大ヒットを僕も心から自分ごとのように喜んでいます。
しかし、先日放送されたTBSの番組でとんでもない事件が起こりました。内容はもうニュースサイト等で報道されていますので、割愛しますが、僕もとても憤りを感じています。
初音ミクは確かにアキバ系を中心にヒットしています。しかし、あの技術や将来への可能性に満ち溢れているソフトを小バカにした内容は許しがたいものでした。必死に頑張って働いているクリプトンのみんなの努力を無に帰すようなものだったと思います、あのソフトに可能性を見出して、制作活動をしていた方々を冒とくするような内容で、とても残念でなりません。僕は近い将来、初音ミクが歌う歌がオリコンチャートをにぎわすと思っています。ITmediaの記事にもありますが、「名無しの才能」がドンドン出てくるでしょう。そうなった時、世の中はどういうリアクションを取るのでしょうか。
クリプトンの公式ブログには、たくさんの擁護するコメントがありました。炎上しているというよりは、ほとんどが擁護するコメントだったと思います。ただ、一点社長のコメントに顔文字が使われていたことに対して批判がありましたが、僕は社長を良く知っているからこそ、「社長らしいなぁ〜」なんて思いました。
ブログというメディアだったから、使ったはずですし、僕はむしろ親近感を覚えてよかったような気がします。これが会社ホームページのトップに掲載されていたら話は別です。ブログというメディアを「自分が素になって話す場」としての立ち位置を守り、社長らしいとてもストレートな文でした。顔文字だって、普段の社長のメールにも使われており、社長の個性です。そんな型にハマらない社長が率いているからこそ、初音ミクのようなソフトが生まれたと僕は思っています。
こうして、古巣であるクリプトンが注目され、大きくなっていけば、「僕はあのクリプトンにいたんです」と自分自身にもプラスになります。そして何より、元の仲間達が頑張っている姿を見て、僕も頑張ろうと思うんです。
この場を借りて、クリプトンの同志にエールを送りたいと思います。
今はいろいろ大変だと思うけど、頑張ってね!またみんなで飲みにいって、いろいろ話そう!僕もみんなに負けず頑張ります!




コメント (2)
入澤君、伊藤です。エントリありがとうございます。また日経新聞に取り上げられて良かったですね!
今回の事件はこれから起こる大きな流れから見ると小さいです。このネット全体に充満しているアウェイな空気を読み取るだけの経営センスが果たしてTBS側にあるのか無いのか、そこに注目が集まっていると思います。
私の方はネットでの反響に踊らされることなく、実直に進むしかないです。引き続きご注目ください。
PS 今日のクライマックスシリーズ最終戦、私の分まで応援してきてください。
投稿者: 伊藤博之 | 2007年10月17日 12:18
日時: 2007年10月17日 12:18
入澤社長、お世話になっております!日経への掲載おめでとうございます!ウチは結局ダメでした・・・。
僕もいちニコ厨として、今回のTBSの報道姿勢には憤りを感じています。
その中で伊藤氏のような方々が、軸をブレさせず真摯に自社製品を取扱われているということが、本当に製品ファン(とは言っても僕は聞くだけなんですが・・・)にとって何よりのプロモーションだと思います。
心から応援しています!
投稿者: 加藤 | 2007年10月18日 17:36
日時: 2007年10月18日 17:36