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しなねん商事(株)小山社長&入澤スペシャルトーク

エコモット創業期から、今日までエコモットを応援してくれている会社、しなねん商事株式会社。 しなねん商事の代表取締役を務める小山裕貴氏(左)と、エコモットの代表取締役 入澤拓也(右)。9年前の出会いを振り返り、今後期待することや展望まで、ざっくばらんに語っていただきました。

ーでは、しなねん商事について教えてください。

小山
昭和47年に私の父が創業した会社です。エネルギーシステムのトータルプランナーとして、CO2排出権枠付きLPガスや、灯油、電気、これらの関連機器・サービス等を提供しています。

ーそんなしなねん商事、そして小山社長との出会いは?

入澤
2008年2月に北海道建設新聞に当社の記事が掲載されたことがきっかけでした。記事を読んだ小山さんから電話を頂き、すぐにしなねんさんに事業説明をする機会をいただきました。

ーその時はどのようなお話を?

小山
(ゆりもっとは) 「すごいね」と。燃料使用量を半分に抑えられるわけだから、燃焼効率で言えば200%になるということです。こんなすごいシステムを我々も売らないわけにはいかないぞ、と。
入澤
燃料を売る会社としては、自社が販売する灯油が半分しか売れなくなるシステムですから。本来我々は燃料会社さんに嫌われる存在であって、ビジネスパートナーとしては見向きもしませんでした。けれど、しなねんさんは、他の会社とは考え方が明らかに違っていましたよね。さらに、当時はただの遠隔リモコンシステムとして販売するだけで、監視代行サービスやレンタルによるサービス提供は行っていなかったんです。その点で「売り切って終わりのビジネスにしておくのはもったいない」というアドバイスもいただきました。

ーその頃感じていたお互いの印象は?

入澤
(あまりにも好意的なので)騙そうとしているんじゃないかと(笑)その時は、創業してちょうど1年くらいでしたが、その1年間でいろんな人が寄ってきて、中には良からぬことを考えて近づいてくる人もたくさんいましたから。そのうちの一人なんじゃないかと、少し警戒していましたね。当時、自分が28歳で小山さんが37歳くらい?自分がちょうど当時の小山さんと同じ年齢になりましたね。

小山
入澤さんに会った時はやっぱり、面白い人が現れたと思ったし、この男は偉くなると直感した。偉くなっても無視しないでねと言っていた(笑)
入澤
それはずっと言っていましたね(笑)偉くなってないです。まだまだこれから。

ーそんな初対面から、話はどのように進んだのでしょう?

入澤
当社の事務所を一度見に来たいというので、来てもらいましたが、当時の事務所は屋外階段がボロボロで床がキシキシいうような、雨漏りするようなところでね。そこに長机にパイプ椅子を並べて向き合ったんですよね。しなねんさんは3人もずらっと並んでいて、圧倒されたことを覚えています。その時もやっぱり、まだ警戒していたのですが、後日、琴似のある日本料理のお店に連れて行ってくれて。そのご飯がすごく美味しくて。28歳だった当時、あんなに美味しいものを食べたことなくて「この人は信頼できる」と(笑)

ー食べ物につられたわけですね。

入澤
そんなことないですが、食べ物には弱いですね(笑)その後、しなねんさんのサービスとしてエコロード(※現在ゆりもっとをOEM提供)を始めるにあたり、まとめて機材を50台買ってくれた。他にも大口のお客さんを見つけてきてくれて50台売ってくれて、計100台。さらに保証金まで預けてくれて、そこでようやく会社が(キャッシュフロー的に)一息つけました。
小山
その頃には事務所も手狭になっていたから、(しなねん商事が札幌市西区琴似に所有する)ビルを紹介したんだよね。
入澤
自分が(札幌市の東側にある)白石区で育った人間だから、川の向こう(西側)に行くことに抵抗感があったんですけど(笑)。とりあえず見てみようということで行ってみたら、すごく立派で「こんな所、とても借りられない。家賃も払えない」と辞退しようとしたんです。でも「家賃は払える分だけくれればいいから」と言ってくれて、格安で入れてもらいました。すごく感謝しています。

ーしなねんさんと言えば当社の主要株主でもあるわけですが、どのような経緯があったのでしょうか?

入澤
ベンチャーキャピタルからの出資を受け入れるかどうか、検討が大詰めの頃です。これまでお世話になっていた経緯もあり、是非しなねんさんにも株主として入ってもらいたいと考えました。預けてもらっていた保証金を「株式に振り替えませんか?」ってお願いしたんです。もちろん資本政策上も大きな意味を持つ出資でしたが、信用する小山さんに裏切られたら、俺はそこまでの人間だと、そんな覚悟で打診しました。小山さんには、そのタイミングで社外取締役として参画してもらい、今まで以上にアドバイス等をいただきたいなと考えていました。
小山
そうそう、自分がしなねん商事の社長になる頃でしたね。10年の節目までに旗を立てますから、出資してくれないかと言っていました。本当に立てるところまで来ましたね。

ー強い信頼関係がうかがえるエピソードですね。出会いから9年経って見えてきた人物像もあると思います。

小山
入澤さんは人に恵まれますよね。優秀な人間がどんどん集まってくる。これは運というより、入澤さんの魅力だと思います。そして誠実。仕事をするうえで「これどうなっている?」みたいな問いには、必ず向き合って回答してくれる。ずるいところが無い。会社が若くて、当時はのびのびやっていた。いまは上場に向けて社内の管理体制も厳格になっているから、そういう面ではジレンマもあるのかな、とは思う。でも、宣言通りに10年で上場する会社になるとは。しばらくはエコモットの社員全員の顔と名前を覚えていたけど、最近は追いつかない(笑)
入澤
その点は一時期、覚えるのを諦めたように感じていましたが、最近またキャッチアップしてきたように見えます(笑)こういうところからもわかるように、エコモットという会社と従業員を、本当にかわいがってくれて。琴似のビルも、退去する頃には(※現在、エコモットは本社を移転しています) 、3フロアにまたがって自由に使わせてもらっていました。本当にお世話になりました。

ーこれからのエコモットと入澤社長に期待することは?

小山
プレッシャーを掛けるようなことは言いたくないけど・・・。会社の成長と共に責任も大きくなってきたと思いますが、委縮せずやりたいようにやってほしいな。これまで通り、なるようになりますから。あとは、自分が入澤さんの力になれているとしたら、今度は札幌の次の世代に手を貸す立場になってもらえたら。
入澤
(琴似の)あのビルは、卒業生が羽ばたく出世ビルですからね。インキュベーションオフィスとかやったら面白いですね。そういう意味では小山さんもぜひ僕ら以外にも新たなベンチャーを育ててもらいたいです。

ーエコモットは10周年を迎えましたが、これから10年、そしてその先に目指す道は?

入澤
エコモットという名前は文字通り、環境問題に取り組む会社として創業しました。この10年間、環境問題を巡る状況は、創業当時からは想像もつかないものに一変しています。でもやっぱり、次の世代のためにも、CO2を出さないとか、環境問題には積極的に携わっていきたい。最近では水素社会の実現なども強い関心を持って見ていますし、そのようなパラダイムの転換期に、我々はIoTを使ってどんな貢献ができるだろう?ということはずっと考えていきたいですね。
小山
我々もエネルギーのトータルプランナーとして、時代に即して変わるエネルギー需要に、エコモットのアイディアやIoT技術をうまく組み合わせ、省エネ、高効率などの付加価値をお客様へ提供していきたいと思っています。

ーお二人とも、本日はありがとうございました。

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