29回目のチケットは片道に。(TYO→SPK)

アドベント・カレンダー9日目は、ちょっと技術から離れた話題をお送りします。
 
東京からIターン転職して夏からエコモットに入ったizumiです。こんにちは。
前職はメディア系業界でしたので、“異業種転職”組になります(でも職種は同じです)。
 
先日、11/25日に東京で「みんなの札幌移住計画3」というイベントが開催されました。
もし、このイベント企画がなかったら、わたしはエコモットという会社を知らずに一生を終えたことでしょう。
まさに「札幌移住計画」というワードで辿り着きましたから。

わたしが札幌に“移住”したのは昨年の秋。
生まれてこの方関東住まいでした。
 
初めて青函連絡船で北海道の地を踏んだときから、いつかはこの地で生活したいと思い続けて、旅行で訪れた回数は四季折々28回。
旅先では「観光」よりその地での「生活」を想像しながら散策するスタイルなんですが、その思いがひときわ現実味を帯びていたのが札幌でした。
 
かくして、29回目のチケットは片道になりました。

200万人を抱える“コンパクトな大都市”という規模感がちょうどいい。

藻岩山からの夜景
 
札幌という街は、「食べ物が美味しい」っていうのは言うまでもないでしょう。
エンジニアにとっては、なんとなく吸い寄せられる駅前系家電量販店、自作系PCパーツ専門店。そしてU無線という玄人向けの店まで揃っています。
紀伊國屋書店やジュンク堂書店に行けば大抵の技術書も(中身を吟味して)手に入ります。
 
映画ファンの人であれば、都心部に3つのシネコンと1つの単館系映画館がありますので(全て徒歩圏!)、話題作でも、話題になる前の作品でもオールジャンルで見に行けます。
わたしは引越してきて1年で約70本ほど見ました。ある意味、生きている理由のようなものです。

『今日はプラスだ、あったかい。』

涼しい夏も快適ですが、札幌らしさが現れるのがやっぱり冬。冬特化型都市
脅威の除雪能力!広い道は雪を寄せるため。
 
雪には種類がある、なんてことも来てから知りました。乾き雪は溶けないのでみんな傘ささないし。
「雪って水分だったんじゃないの!?」
空気は乾燥していて洗濯物は部屋干しでOK。食パンが常温で3日経ってもカビてない!(※賞味期限内にお召し上がりください)
 
外はマイナス10℃でも、建物に入ったら22℃!(日本で一番部屋が暖かいのは北海道
地下街・地下歩道とそこに直結するビル群という地下ネットワークにより、地下鉄駅そばに住んだら、“試される大地”にもほとんど試されずに生活することも不可能じゃないでしょう。(家賃は都心・大通駅まで10分圏で 6万円/30㎡ (一例です))
 
ただ体感的には、東京と比較して10℃くらい高い。気温-8℃でも東京の2℃くらいの感覚。
↓とある日の天気予報(地下街のデジタルサイネージ。そうそうこんなディスプレイもありました)
氷点下という気候が当たり前ですので、東京生活では気にしたこともなかった機器の「使用温度範囲」の下限値にもこだわります
 

物理的距離は遠くても、心理的距離は東京のすぐとなり感。

札幌駅から東京駅まで最速4時間。LCC(成田便)なら片道5000円程度から。
言葉もほぼ標準語なので、東京から移住してくるにはいちばん違和感のない街なのです。(個人の感想です)
みんなも札幌においでよ!