Web制作する時に使えるアプリ(Macユーザ向け)

アドベントカレンダー22日目!
こんにちは。経営企画部で広報・プロモ―ションを担当している重信です。普段は、Webサイトやパンフレット類の制作、展示会やセミナーの企画・運営、メルマガ配信など、エコモットのサービスを様々な形で皆様にお伝えする仕事をしています。

最近は業務でよくコーディングをしているので、今回はMacでWebサイトを作る時に使える、個人的に好きなアプリケーションをご紹介します。

<Index>
・シンプルにコーディングする
・hostsの書き換えを1クリックでする
・簡単にローカル開発環境をつくる
・不要ファイルを削除し、常に最適な環境で作業する

シンプルにコーディングする

Coda2

https://panic.com/jp/coda/

テキストエディタ+FTPクライアントのアプリです。がりがりプログラミングをするというよりは、Webサイトのコーディングをする人向けのエディタかと思います。

Coda2には様々な機能がありますが、私が特に気に入っているところは「速さ」と「わかりやすさ」です。Web制作を始めた頃は別のエディタを使っていたのですが、とにかく起動も処理スピードも遅くてかなりストレスでした。また、ツールバーにたくさん機能が並んでいるけど、きちんとマスターしないと使いこなせないよこれ…と悩んでいる時に見つけたのがCoda2です。

公式サイトでも謳っているとおり、Coda2はとにかく速くてサクサク作業が進みます。また、多くの機能を持ちながらもシンプルなUIで、直感的に操作ができます。


上部のメインメニュー(上記画像内①)では、編集中のファイルの他、サイト一覧(Coda2はサイト単位で管理を行います)、FTPなど、実行したもの全てがここに並んでいくため、アクセスに迷いが生じません。
また、ファイルの表示部(上記画像内②)では、ファイルの種類、ローカルとリモートどちらに置いてあるのか、編集を保存したかどうか、といった情報が色やアイコンで判別できるため、視覚的にもわかりやすいです。

Mac専用の有料アプリのため少しハードルは高めですが、他にも秀逸な機能がたくさんあるので、気になる方は是非。
ちなみに、以前はMac App Storeで販売していたのですが、2014年10月からはCoda2.5にバージョンアップして直販に切り替わりました。以前にMac App StoreでCoda2を購入してる方は、無償でCoda2.5へのアップデートが可能です。私は今年の夏頃にそのことに気づき、かなり遅れてアップデートしました(笑)

hostsの書き換えを1クリックでする

hoster

http://www.redwinder.com/macapp/hoster/

Web制作をしていると、hostsを書き換えたい時って結構ありますよね。でも、hostsファイルをいちいち書き換えるのは面倒。。そこで、簡単にhostsの書き換えをしてくれるのが、hosterです。

上の画像の通り、まずは設定画面で書き換えたいhosts設定を登録します。完了したら、ホーム画面のセット名横にあるボタンを押して有効(緑色)にするだけ。1度登録してしまえば、アプリを起動して1クリックでhostsの書き換えをすることができます。
また、hosterではいくつもhosts設定を登録しておけるため、複数プロジェクトを進行しているときにも便利です。

無料でダウンロードできますが、最新のOSにインストールするには、少し工夫が必要です。インストール方法は以下のサイトでわかりやすく説明されているので、参考に貼っておきますね。
https://qiita.com/noboru/items/48d4ff6118348e9eed9f

簡単にローカル開発環境をつくる

MAMP

https://www.mamp.info/en/

ローカルに開発環境が必要になった時、開発部の方は必要なツールをインストールしてさくっと構築できると思うのですが、非プログラマーには結構しんどい作業だったりします。
今はそこに時間をかけている場合じゃないんだ、はやくコーディングさせてくれ…!そこで役に立つのが、MAMPです。
MAMPはApache、MySQL、PHPなどの環境をまとめてインストールしてくれるので、MAMPをインストールすればすぐに開発環境を作ることができます。
広く利用されているアプリのため、Webで検索すると便利な使い方を紹介しているサイトがたくさん出てきます。私はまだやってみたことがないのですが、WordpressなどのCMSを動かしたり、SSLの設定もできるようなので、今度試してみたいと思います。

不要ファイルを削除し、常に最適な環境で作業する

ライトクリーナー

https://itunes.apple.com/jp/app/id1037994372

パソコンの中身、きれいに快適に使いたいですよね。
私はごちゃごちゃしているのが嫌いなので、作業中のデータ以外は削除するかNASに保存し、常に最小限のファイルとアプリしかパソコンに入れていません。しかし、自分で気をつけていても、見つけにくい不要なファイルというのはパソコンに残っていたりします。
ライトクリーナーは、パソコン上にある不要ファイルをスキャンし削除してくれるアプリです。

インストールするとMacのメニューバーにアイコンが表示され、現在のメモリ使用状況や削除できる不要ファイルなどが表示されます。ここでメモリの開放や不要ファイルの削除もできますが、さらに詳細を見るため、アプリ画面を表示します。


サイドメニューの一番上にある不要ファイルの項目でスキャンを開始すると、アプリのキャッシュやログ、アプリをアンインストールした時に残ってしまっていた不要ファイルなんかを見つけ出してくれます。


あとは、必要のない項目にチェックを付けて削除するだけ。削除できるファイルサイズが目に見えるので、なんだかスッキリしますね。
他の機能としては、他のアプリ終了時にメモリを自動的に最適化してくれたり、サイズの大きいファイルを検出し、データ整理のサポートなどをしてくれます。

私がダウンロードした時はMac App Storeで無料だったと思うのですが、現在は以下のページにある通り、有料版と一部機能を制限した無料版が配信されているようです。
https://www.trendmicro.com/ja_jp/forHome/products/lightcleaner.html


Macユーザ向けの記事となりましたが、いかがでしたでしょうか。気になるアプリがありましたら、是非試してみてください!