進化し続けるサインロイド2

みなさん、こんにちは!
製品開発部の細川です。

早いものでサインロイド2を2017年1月に初出荷してから約1年6か月が経過しました。

その間、お客様からのご要望に対して少しずつ機能改善を加えながらサインロイド2は日々進化しております。

サインロイド2の標準機能

最初はソフトウェアの標準機能と標準接続ケーブルで対応できる
以下の3タイプがメインでした。

  • 風向+風速
  • 風速+予測風速
  • 騒音+振動

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サインロイド2の改善内容

本格的に全国へ出荷されるようになってからは、以下のご要望をいただき配線の見直しや専用接続ケーブルの作成、内部のソフトウェアの改修を繰り返して、すべて対応出来るようになり、各地の現場で利用されています。

  • 風速と雨量を一緒に計測して表示したい。

  • 風向・風速と気温を一緒に計測して、上段を気温、下段に風速を表示したい。
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    ※サインロイド2に表示できる計測値は2つまでですが、アナログセンサー3点と雨量計を同時に計測してクラウドサーバへ送信できる仕様となっております。

  • 河川の水質や濁度を表示したい。

  • 上段の風速の表示を1秒更新から1分毎更新で10分間の移動平均値にしたい。(下段は風速予測)

  • 上段の風速の表示を1秒更新、下段の風速の表示を1分毎更新で10分間の移動平均値にしたい。
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  • 1台のサインロイド2で計測したデータを他2台のサインロイド2に転送して表示したい。

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  • 等価騒音レベル(LAeq)や等価振動レベル(LVeq)を計測したい。etc…

また、先日もプレスリリースにてピンポイント雨量予測の対応を発表させていただきました。

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お客様の声に対して真摯に取り組んだ結果、北は北海道から、南は奄美大島まで全国各地の現場でご利用していただき、製品開発担当にとっては嬉しい限りです。

おわりに

最後まで閲覧ありがとうございます。
現場の安全対策はコストではなく投資だと私は思っています。

サインロイド2などのIoT機器が多くの現場で活用されることにより、現場の現在や未来の気象状態を見える化し、強風や大雨等の注意を促すことで労働災害を未然に防ぎ、現場の安全性向上に少しでも寄与できれば幸いです。