AWS Greengrassで簡単エッジデプロイ ~ハッカソン2017 Bチーム 前編~

こんにちわ。開発部の堀野です。

ハッカソンではA~Lチームに分かれ、計19名が参加しました。約半数が2人チーム、残りが1人チームです。私はBチーム(2名)となりました。

今年の私のテーマはエッジコンピューティングにしました。

最近AWS Greengrassが一般開放されたため、さわってみたいと思っていたところでした。
弊社製品”クラウドロガーLTE”でもエッジ側で処理することができますが、この端末上でGreengrassが使えれば自由度が違います。IoTで実現できることの幅が広がります。
エッジ側だけでは意味が無い為、サーバ側も簡単なものを作るつもりでしたがあまり時間を割けないと思っていたところ、サーバ通知をやろうとしていたメンバーに声をかけてもらい、joinすることになりました。

ということで、チームのテーマは「サーバレス/エッジコンピューティング時代の簡単エッジデプロイと高機能サーバ通知」です。

greengrassについて概要を先に知っておくと後の作業で苦労しなくて済むかもしれません。

まずは動作実績が豊富なRasberyPiで試します。
参考にしたサイトはこちら

<RasberyPi(CPU:v7l)>

Lambdaをデプロイして・・・

動いた!

デプロイやダッシュボードへの反映は数秒~5分以上かかることも。焦りは禁物です。
デプロイ成功しても動かないときはこの辺りのログから当たりを付けます。(Lambdaのロールに要注意)

動いているときは、ここのログが更新されます。

次にいよいよ弊社製品のクラウドロガーLTEにインストール挑戦。
OSのバージョン、CPUなど条件を満たしているから動かせるはず。

<クラウドロガーLTE>

内蔵ストレージ容量がGreengrassを動かすには少し不足しているためSDカード起動にします。起動用SDカードを作るときは容量を指定します。
チュートリアルには無いいくつかのライブラリのインストールや設定を行いましたが、
Greengrass起動時にコンテナのところでエラーになり試行錯誤しましたが、タイムアップ。折を見て再挑戦します。

さて余談ではありますが、開発以外の唯一の楽しみ、ニセコグルメも堪能してきましたので一部ご紹介。

■初日の夜
真っ暗な山の中にぽつんとあるオシャレなレストラン。とても美味しかった(星が綺麗)
 

■二日目夜のバーベキュー
準備から調理まで社長が全てやってくれました。
 

■三日目昼 コテージ近くの寿司バイキング
寿司以外もいろいろあります。全て食べ放題。皿の上に煩悩が描かれます。
 

みなさんも北海道にお越しの際はぜひご堪能ください。

エッジ側担当は以上となります。
次回担当、サーバレスへお返し致します。

最後に
普段私はサーバサイドの担当が多く、あまりハードウェアを触っていなかったのでとても良い刺激を受けました。
今年のハッカソンイベントは終わりましたが、個人的にはまだやりたい事が残ってます。
これからはもっともっと触っていきます。接点怖くない。