現地のピンポイント気象予測から事故を未然に防止!

みなさん、こんにちは!
製品開発部の細川です。

今年に入ってから強風による移動式クレーンの倒壊・転倒事故をニュースで見かけるようになりました。

本エントリでは、現地のピンポイント気象予測から事故を未然に防止するためのIoTソリューション『サインロイド2』をご紹介いたします。

『サインロイド2』とは

水位・雨量、騒音・振動、風向・風速などの計測データをLED表示する汎用LED表示板です。

現地で計測している風速から補正されたピンポイント気象予測を気象情報サービス会社から入手する機能もあります。

LTE通信モジュールを内蔵しており、現地計測値と気象予測値はクラウドサーバー上に保存され数時間後に迫る天候悪化を容易に類推することができるため作業工程の見直しや予定の組み換え等をスムーズに行うことが可能になります。

システム構成

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現地の風速と予測風速

現地で計測された風速は10分毎に平均値がクラウドサーバーに保存され、同時に約5~6時間後までの予測風速も10分毎に最新の予測値にて上書き保存されます。

以下は羽田空港の6月20日~22日の風速と予測風速のグラフです。

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現地計測値(青)と気象予測値(オレンジ)の傾向は似ており、約6時間前の段階で、これから風が強くなっていくのか、それとも弱くなっていくのかを容易に判断できます。

例えば、6月21日の朝9時の段階で以下の警報メールが担当者に送信されます。
現在の風速3.8m/sが、14時30分には風速15.3 m/sの強風となる事がわかり午後からの作業の見直しを検討できます。


日付: 2017年6月21日 9:01
件名: 羽田空港 強風注意

予測風速: 2017/06/21 14:30:00  15.3 m/s

羽田空港で強風が発生する可能性があります。
クレーン作業は中止してください。


在庫は今やクラウド管理! – デジタルはかりをIoT化してみた。
と同様にFASTIO LOGGERの警戒線設定機能を利用して、予測風速が10m/sを超えたらメールを通知する設定を事前に追加することで簡単に警報メールを受信できます。

おわりに

数時間後に発生する強風を一早く管理者に知らせる事ができれば、将来発生する可能性のある事故を未然に防ぐことも可能になります。

サインロイド2の導入により少しでも事故防止に役立てていただけると幸いです。

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