INFORMATIONお知らせ

2019.04.03

エコモット、エッジAIカメラを用いたリアルタイム画像解析が 国土交通省北陸地方整備局の現場ニーズに対する新技術マッチングに採択

〜 AI画像解析による冬期登坂不能車の自動観測に向けた実証を開始 〜

この度、昨年末に開催されたi-Construction 推進コンソーシアム 技術開発・導入WG主催のマッチングイベント※1において、国土交通省北陸地方整備局高田河川国道事務所より提示されたニーズに対し、エッジAIカメラ「MRM-900」を用いたリアルタイム画像解析技術がi-Constructionに対応する技術シーズとして採択※2されました。

※1 i-Construction 推進コンソーシアム 技術開発・導入WG主催のマッチングイベントについて
本イベントは、建設現場から寄せられた複数のニーズ(課題)に対して、公募したシーズとのマッチングおよび課題解決への取り組みを行うことにより、建設現場の生産性向上を目指すものです。
参考:i-Construction 推進コンソーシアム「技術開発・導入WG」主催の マッチングイベントへの参加について(2018.12.6)
※2(2019.4.2)国土交通省 北陸地方整備局 ニーズ・シーズのマッチング 《北陸》 > 第1回 マッチング

■国土交通省から提示されたニーズと当社が提案した技術シーズ
・ニーズ1:画像解析による冬期登坂不能車の自動観測技術

出典:北陸地方整備局 記者発表資料

■「技術開発・導入WG」主催のマッチングイベントについて
「技術開発・導入WG」は、i-Construction 推進コンソーシアムにおけるワーキンググループの一つであり、最新技術の現場導入のための新技術開発や企業間連携を促進し、建設現場の生産性向上を目指すことを目的として開催されました。その活動の一環であるマッチングイベントは、建設現場から寄せられた複数のニーズ(課題)に対して、公募したシーズとのマッチングを行い、その解決をもって建設現場の生産性向上目指すものです。


出典:国土交通省 「i-Construction 推進コンソーシアム」ホームページより

■エッジAIカメラ「MRM-900」について
「MRM-900」は、他プラットフォームで構築した機械学習モデルをベースとした画像解析処理を、フィールドに設置したカメラ単体で行うことが可能なGPU一体型AIカメラです。
エッジコンピューティングによって処理した画像解析によって得られた結果のみをサーバーに送信し、従来の画像解析でネックとなっていた映像の送信に伴うデータ通信量の肥大を最小限に抑えた運用が可能な他、防水・熱処理設計(IP66対応)を施した一体型の省スペース筐体と優れた省電力性能により、従来運用が難しいとされてきた狭小スペースや屋外での運用を実現します。

https://ecomott.co.jp/iot/edge-ai-camera.html

■今後の取り組みについて
土木建設への就業者数は漸減を続けており、人口減少社会の到来や土木建設市場の担い手不足といった問題がクローズアップされる機会も増えています。当社は、そうした課題をICTによる生産性向上によって解決していく「i-Construction」の考え方に準拠した商品・サービス開発や、現場ロイド事業の積極的展開を通じて、実効性のある生産性向上への取り組みを強化してまいります。


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