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2020.11.24

国土交通省遠隔臨場の試行方針に対応した製品 エコモット「MET-EYE」と ザクティエンジニアリングサービス「CX-WE100」の セット販売開始

公共工事の建設現場における効率化に向けて国土交通省が試行する遠隔臨場に対し、エコモット株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:入澤 拓也、以下「当社」)と株式会社ザクティエンジニアリングサービス(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長: 堂村 龍明、以下「ザクティエンジニアリングサービス」)は、両社の強みを生かしたシナジーを図る製品のセット販売を開始いたします。

MET-EYE(左)とCX-WE100(中央)、組み合わせ使用例

■MET-EYEとCX-WE100のセット販売の背景
少子高齢化を背景とした経済活動における人手不足対策や、国際的競争力の強化を図る生産性向上策等の一環として、国土交通省では建設現場においてICTを全面的に活用する「i-Construction」という取り組みを進めていますが、折しも新型コロナウイルス感染症が国内でも流行するなど、従来現場で行われていた段階確認や材料確認、立ち会いといった作業をリモートワーク環境でも実施できる「遠隔臨場」に注目が寄せられており、同省でも公共工事への本格導入を目指し、試行案を3月に取りまとめています。
遠隔臨場はウェアラブルカメラ等による映像と音声を双方向通信により現場と共有する仕組みですが、ザクティエンジニアリングサービスでは、CX-WE100による現場映像の更なる活用法を模索する過程で、映像のリアルタイム配信や録画のクラウド活用に関心が集まっていました。
一方、当社ではかねてMET-EYEを遠隔臨場用途にも独自展開しておりましたが、国土交通省の試行案策定を受け、主に撮影仕様における規格の適合化を急務としており、両社の課題解決に双方の製品技術が相互補完の関係にあったことから、国土交通省試行案への対応に苦慮する他社競合品に先駆けて、両製品のセット販売をする運びとなりました。
当社ではMET-EYEのラインアップの1つとして、従来モデルと並行して販売展開し、ザクティエンジニアリングサービスでは先行して2020年10月12日に提供を開始しております。

■製品の特徴
○高い耐環境性能
CX-WE100はIP65(USBプラグ部除く)の高い保護等級を持ち、使用温度範囲も50℃(※1)までと、過酷な自然環境におかれる建設現場においても安定的な稼働が期待できます。
※1:風速1m以上での環境

○ブレない映像記録
CX-WE100は独自のブレ補正機能である「エクスタビライザ」を搭載しており、ウェアラブルカメラに共通する課題である映像のブレを極限まで抑え込み、メカレス(ジンバル等の不使用)でも作業者の揺れや傾きに影響されない安定した映像を提供できます。

○従来モデルとの上位互換
従来MET-EYEで使用していたカメラはCX-WE100とシームレスに交換でき、映像品質を国土交通省遠隔臨場の試行方針※2に準拠できるよう上位互換することが可能です。
※令和2年5月7日事務連絡 別紙「建設現場における遠隔臨場の令和2年度の試行方針」

○高精細な映像のクラウド録画
映像のリアルタイム配信(ストリーミング)のほか、MET-EYEではHD画質の高精細な映像をクラウド上に録画できる通信技術やサーバー性能を持つため、現場からの記録媒体の送付を待たずに映像を再確認できるほか、記録媒体の紛失リスクも無用となります。

■株式会社ザクティエンジニアリングサービスについて
株式会社ザクティエンジニアリングサービスは、20年以上に及ぶデジタルカメラ開発を通じて培った「世界最高峰の画像処理技術、画像補正技術、防水防塵・耐衝撃設計技術」を応用したデジタルイメージング製品の企画、開発、製造を行っている株式会社ザクティの商品およびサービスの企画・販売・提供などを行っている会社です。
所在地 : 〒531-6028
      大阪府大阪市北区大淀中1-1-88 梅田スカイビルタワーイースト28階
代表  : 代表取締役社長 堂村 龍明
設立  : 2020年4月
事業内容: (1)デジタルイメージング製品の企画・販売
      (2)デジタル機器開発・開発サポート
      (3)デジタル機器システム設計・施行・販売
URL   : https://xacti-co.com/

 


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