INFORMATIONお知らせ

2025.04.22

エコモットの連結子会社GRIFFY 「GenVital LTE」を2025年5月より提供開始

LTEリストバンドからダイレクトに心拍数・位置情報データを取得可能に

エコモット株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役 入澤 拓也、以下「エコモット」)は、連結子会社である株式会社GRIFFY(本社:東京都千代田区、代表取締役 入澤 拓也、以下「GRIFFY」)が、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 中川 典宜、以下「ソニーネットワークコミュニケーションズ」)のウェアラブルソリューションである「mSafety™」をもとに開発した「GenVital LTE」(ゲンバイタルLTE)について、2025年5月1日より建設事業者向けに提供を開始することとなりましたので、お知らせします。
GRIFFYが2024年より提供中の、現場作業員の体調管理ソリューション「GenVital」(ゲンバイタル)では作業員の心拍数をリストバンドにより取得し、親機・子機を介してクラウドにデータ収集を行っておりました。今回、リストバンドをソニーネットワークコミュニケーションズが提供するLTE通信可能な「mSafety™」デバイスに変更し、心拍数に加えて位置情報データを取得することを可能とすることで、親機・子機を設置することなく、作業場所に関わらず作業員の心拍数・位置情報データをダイレクトに取得できます。シンプルな構成により、作業員のリアルタイムな体調と位置情報を把握することで、より安全で効率的な現場管理を支援します。

<システム構成図・製品外観>

■GenVital LTE 製品概要
  • リストバンドにより収集された現場作業員の心拍数と位置情報、建設現場内の暑さ指数から、独自計算アルゴリズムにより計算された指標が閾値を超えた場合に、瞬時に作業管理者と作業員本人に警報アラートを通知することで、現場作業員の体調管理をサポートするソリューションです。
  • 株式会社大林組と共同開発を行い、2024年に大林組が施工する約60現場、約3000人の作業員に使用された「GenVital」と同様、大林組が開発した体調管理判定アルゴリズムを使用します。その上で、心拍数を計測するリストバンド※から、専用クラウドサーバ「GRIFFY Wear.」に直接LTE通信でデータを送ることで、リストバンドを現場作業員が装着するだけで使用できる改良を施しました。
  • リストバンドからは位置情報データも取得できるため、体調不良のリスクを有する作業員の作業場所を容易に特定することができます。また、現場内の暑さ指数はウェザーニューズ社から提供されるデータをAPI連携により取得できるため、現場での暑さ指数計測を行わなくても製品を利用できます。
  • 心拍数の計測間隔は20秒、専用クラウドサーバ上の収集データは1分間隔で更新され、管理画面から心拍数や暑さ指数をリアルタイムで確認可能です。
    リストバンドはソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社製のウェアラブルデバイスです。「mSafety™」は、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社の商標または商品です。

■関連情報・関連プレスリリース

エコモットの連結子会社であるGRIFFYが現場作業員の体調管理ソリューション「GenVital(ゲンバイタル)」を大林組と共同開発
https://www.ecomott.co.jp/topics/4798/


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