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2025.04.30

エコモット、積水樹脂と共同で、異常気象や気象災害時に道路管理・監視業務の 省人化・省力化を実現するWebアプリケーションサービス『ICOT-LINK®』を開発

エコモット株式会社(本社:札幌市中央区、代表取締役:入澤拓也、以下「エコモット」)は、2023年より資本業務提携を行っている積水樹脂株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長 兼 CEO:馬場浩志、以下「積水樹脂」)と共同で、積水樹脂のLED表示板「オプトマーカーIoT」とインターネット上の地図データを連携させ、リアルタイムな情報表示や遠隔操作、データ分析を可能にするWebアプリケーションサービス『ICOT-LINK®』を開発しました。『ICOT-LINK®』を活用することで、「オプトマーカーIoT」の周辺に設置された各種IoTセンサーの情報を集約・解析し、製品やシステムの一括遠隔監視や、計測値と連動した遠隔制御が可能になります。これにより、災害時の道路管理・監視業務の省人化・省力化が図れ、防災・減災への貢献が期待されます。


■Webアプリケーションサービス『ICOT-LINK®』とは

近年、気候変動の影響により気象災害が激甚化・頻発化しており、各都道府県の道路管理者には、異常気象時や災害発生時における安全で円滑な道路交通の確保が求められています。一方、少子高齢化により、緊急時の対応要員の人材不足も課題となっています。
積水樹脂のLED表示板「オプトマーカー」も近年では、従来の交通安全用途から災害対策用途へのニーズが高まっており、遠隔操作機能を持つ製品の需要が増加しています。一方で、利用者からは本製品のリアルタイムでの情報確認や操作性のさらなる向上を求める声がありました。このたび開発した「ICOT-LINK®」では、直感的に制御できるインターフェースを採用し、利用者によるLED表示板の利便性を大幅に向上させました。これにより、災害時の迅速な対応、情報発信が可能となり、道路管理業務の効率化が期待されます。

■Webアプリケーションサービス『ICOT-LINK®』の特徴
  • インターネット上の地図画面上での一括監視・保守・制御
  • 誰にでも簡単に扱える操作しやすいグラフィック画面
  • リアルタイムなデータ閲覧(現地の気温、風速、現在表示等)、グラフ表示、データ蓄積
  • 道路状況(低温、強風)の変化を通じ(アラート配信)し、迅速な意思決定と安全な道路環境の維持を支援
  • 他IoTセンサー(傾斜(地すべり検知)センサー、雨量センサー、監視カメラ等)とクラウド連携


■エコモットのGX

エコモットは、創業当初から培ってきたIoTテクノロジーと最新のAIを掛け合わせることにより、お客さまのビジネスに変革をもたらし、災害対策や人口減による少子高齢化問題など、様々な社会問題の解決を目指します。
また、「もっと、グリーンな明日に。」をスローガンに社会の持続可能な発展に貢献することを企業の責任と考え、サステナビリティに関する取り組みを積極的に推進します。カーボンニュートラル社会の実現、そして地域社会との共生を基本方針とし、未来の世代に豊かな地球を残すために、企業活動のあらゆる側面で持続可能性を追求します。
エコモットサステナビリティレポート2024:
https://www.ecomott.co.jp/sustainabirity.pdf

■積水樹脂株式会社について

1954年の創業以来、複合技術を活かし安全・安心・環境保全に貢献するモノづくりによって、公共・民間の幅広い分野で事業を展開しています。「社会の景色に、安全と心地よさを。」のグループスローガンのもと、世界の人々の安全・安心・快適な暮らしを支える製品を提供しています。
積水樹脂株式会社:
https://www.sekisuijushi.co.jp/


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